大学の授業

立命館大学 日本語教育事情演習 2021/6/5

今日の授業資料

おつかれさまでした。
今日の授業の資料は,こちらから得ることができます。
(画像を押すPDFがポップアップします。右クリックで保存も可能です)
下に今日の授業をつくったときの参考文献を載せています。


今日の授業の参考資料など(もっと学びたい人へ)

授業PDF内の10−11枚目のミニマルペアの資料は,上田崇仁先生(南山大学)からお借りしたものです。
公開用PDFでは著作権保護の観点から色相を変えていますのでご了承ください。

『授業料』の映画
(YouTubeへリンクします。韓国語版ですが,朝鮮語の部分は当時の字幕がでるので理解可能です)

飯田彬(1943)『半島の子ら』第一出版協会
あまりにも古すぎて当然絶版ですがたまに古本で流通しています。今日紹介したのはその「第1部 国語に生きる」の中の「第1章 ひかりある つみの記録」「第2章 いのちある こくごの記録」から抜粋しています。

磯田一雄(1997)「日本の植民地教育における教師と子ども」『コミュニケーション紀要』11, pp.27-61.
授業の中でも登場した植民地化の当事者の証言や,『半島の子ら』の嶺先生の話が書かれています。

李英載(2013)『帝国日本の朝鮮映画─植民地メランコリアと協力』三元社
植民地映画はいかにして「国家」を発見したか。1930年代末から1945年にかけ植民地朝鮮で製作された劇映画『志願兵』『半島の春』『家なき天使』、そして戦後の名作『嫁入りの日』などの表象分析をとおして、帝国日本と植民地エリートのあいだで密かにおこなわれた「国家」と「協力」をめぐる交渉と競合、そしてポスト植民地国家への連続性の位相を明らかにする。

河路由佳(2011)『日本語教育と戦争─「国際文化事業」の理想と変容』新曜社
これまであまりふれられることのなかった「国際文化事業としての日本語教育」。その歴史を,国際文化振興会,国際学友会の活動を中心に,一次資料とインタビューなどでたどり,その理想が総力戦体制下でいかに変容し,いかに戦後に生き延びたかを明らかにする。

小熊英二(1998)『〈日本人〉の境界―沖縄・アイヌ・台湾・朝鮮 植民地支配から復帰運動まで』新曜社
小熊英二(1995)『単一民族神話の起源―〈日本人〉の自画像の系譜』新曜社
最初の問いに出した「単一民族神話」についての考察がなされているものです。

関正昭(1997)『日本語教育史序説研究』スリーエーネットワーク
日本語教育史を学びたい場合は入門書として幅広く網羅されています。

Noddings, N. (1999). Care, Justice, and Equity. In Katz, M. S. Noddings, N. and Strike, K. A. (eds) Justice and Caring: The Search for Common Ground in Education. (pp.7-20). NY: Teachers College Press.
今日の「正義とケア」についての議論です。ノディングスのケア理論にもとづいた話です。
日本語訳はないのですが,近刊として,この中の「第4章」に所収されるので,冬くらいに探してみてください。
クマラヴァディヴェル, B., 南浦涼介,瀬尾匡輝,田嶋美砂子(訳)(近刊)『言語教師教育論─境界なき時代の「知る,分析する,認識する,為す,見る」教師』(仮題)(原題:Kumaravadivelu, B. (2011). Language Teacher Education For A Global Society: A Modular Model for Knowing , Analyzing, Doing, and Seeing. NY: Taylor & Francis Books.)