授業をつくる 学級・学校をつくる 地域をつくる 多様な人が共に生きる

「教育」のビジョンを持ってそのカタチをデザインし、実践できる人を育てる研究室です
さらに、外国につながる子どもたちに代表されるように
多様なことばと文化を多様に持つ人たちも共にあり、いっしょに力を育むにはどうしたらいいかを考えています

ときどきの研究室ノート 5/9

自分とは異なる学問に接したときに,「自分は○○学だから」と心情告白的に自己と学を結びつけてしまうタイプと,「自分はこの考え方を知らないし弱いな」と相手の側に入り込もうとするタイプがある気がする。 おそらく前者が多いけど,僕は後者の人が,個としても学としても進歩を生むと思っている。

院生時代,社会科教育にいれば日本語教育に。 就職後も,社会科教育の方法学にいれば歴史学や地理学や政治学に。 日本語教育にいれば,文学に。 教育学にいれば心理学に。 自分の既知とは違う未知を知り,そこから学ぶことがおおいにあり,自己の弱さに揺らいだけれど,それが力になることは多い。

歩み始めたばかりの大学院の学生でも,「自分は○○学なので」と,数年で自己を心情告白的に結びつけてしまうことはよく見る。 たしかに,依拠する学がものごとを見る道具になる一端はある。ただその道具に信条的に依存すると,個としても学としても賞味期限がすぐに来る。 そんなふうにちょっと思う。

――「そうじゃないかと」って,プーのやつ。

*信条告白……ビースタの『よい教育研究とはなにか―正統と流行の批判的考察』より

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