この授業は,主として広島大学教育学部 第一類初等教育教員養成の学生に向けて開講された授業です。
教育というとどうしても「授業」という単位の枠ばかりを想定しますが,実際の教育の営みはとても幅広く,長い射程をともなったものになってます。また「カリキュラム」は日本の学校教育ではどうしても学習指導要領のみとイコールの関係で結びつきがちです。
この授業では教育課程の意味を幅広く捉えながら,学習指導要領や教育課程の歴史を捉えながら,教師や学校が主体となってカリキュラムを再設計していく視点の獲得をめざします。
2023年のセメスター2,ターム3の授業です。ターム2が始まってから更新されていきます。
ポイント!
ポイント!
とりわけ,近年は以前にも増して学校状況,地域の状況,子どもの状況,地域の状況も多様化しています。その中で一律の教育課程をイメージした理解は逆に困難です。多様な学校をめぐる状況を踏まえてどのようなカリキュラムの捉え方が重要になってくるかを考えていくことが重要になります。